L.A.Bパターの人気の秘密とは?0トルク構造や設計思想を徹底解説!
L.A.Bパターが注目される本当の理由とは?
パターに悩んだことがある方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
「L.A.Bパター」という名前。少し変わった見た目と価格帯に驚く方もいるかもしれませんが、実はこのクラブ、見た目以上に“理にかなった設計”でゴルファーのスコアを着実に支えてくれる存在なんです。
その注目の背景には、「構造」「感覚」「結果」という3つの強みが揃っています。単なる話題の新製品ではなく、実際のスコアメイクにしっかり貢献してくれる。それが、試打会を通じて私たちが実感したL.A.Bパターの真価でした。
0トルク構造がもたらす「打ち出しの安定感」
L.A.Bパターを語るうえで欠かせないのが、「0トルク構造」です。
通常のパターは、スイング中にどうしてもフェースが開いたり閉じたりして、打ち出し方向がブレがち。でもL.A.Bパターは、フェースのねじれ(トルク)を限りなくゼロに近づける設計によって、狙った方向にまっすぐ出せる確率が圧倒的に高いんです。
これにより、「芯を外した時の転がりの乱れ」や「打ち出しのばらつき」が激減。距離感のズレも抑えやすくなり、ストロークの再現性がグッと高まります。
構えるだけで理想の形になる「プレスグリップ」
もう一つの特徴が、「プレスグリップ」。これはグリップの中を通るシャフトが斜めに設計されていて、握るだけで自然とフォワードプレスの形が作られるというものです。
通常のパターでは、構えたあとに意識して手を少し前に出す必要がありますが、L.A.Bパターなら無意識のうちに理想の角度になっている。これにより、ストロークのブレが抑えられ、インパクト時にしっかりと順回転がかかるため、転がりも非常にスムーズになります。
設計思想の中核にあるのは「再現性の追求」
L.A.Bという名前の由来は、「Lie Angle Balance(ライ角バランス)」という概念です。スイング中に、クラブに意図しない開閉の力が働かないように設計されています。
この設計思想のおかげで、ストロークの再現性が非常に高くなり、毎回同じように打てる=「再現性の高いプレー」が可能になります。特にロングパットや微妙な距離感が要求されるシーンで、この安定感が大きな違いを生みます。
選べるモデル、それぞれに明確な個性
L.A.Bパターは、複数のモデルを展開しています。それぞれに違った特長があるため、プレースタイルや好みに合わせて選べるのも魅力。
- DF3:大型ヘッドによる高い安定性と許容性。初心者にも◎。
- MEZZ.1:中型マレットで、安定感と操作性のバランスが絶妙。
- LINK.1:クラシックなピン型。伝統的な形にこだわる方にぴったり。
- OZシリーズ:アダム・スコットとの共同開発モデル。
いずれも「使い手の再現性をサポートする」ための仕掛けが詰まっており、どれを選んでもL.A.Bらしさはしっかりと感じられます。
ツアープロも信頼する、その性能
実はツアープロの間でもL.A.Bパターの使用者は増加中。
アダム・スコットやルーカス・グローバーなど、世界の一流選手たちが実戦投入していることからも、その性能の信頼度が伺えます。
プロたちが求めるのは、ミスの幅を減らし、結果につながるクラブ。L.A.Bパターはまさにその要望を満たしており、アマチュアゴルファーにとっても同じ恩恵を得られる可能性は十分にあります。
ティーチングプロも実感する「使いやすさ」
試打会に参加したティーチングプロ・長坂氏も「これはとても良い」と太鼓判。
特に0トルクの感覚にすぐ慣れたとのことで、余計な考えがいらず、パッティングがシンプルになったと語っていました。
DF3の寛容性、LINK.1の安心感、そしてプレスグリップの扱いやすさ――モデルごとの印象も具体的に伝えてくれて、「価格は高いが、それ以上の価値を感じる」と高く評価してくれました。
まとめ:打ちやすさを超えた“設計のチカラ”
L.A.Bパターの真の魅力は、「打ちやすさ」だけではありません。
構造によってミスを抑え、狙ったラインを再現し、パッティングの不安を小さくする。その結果、スコアも自然と良くなる。そんな“仕組みで支えるゴルフ”を体感できるクラブなのです。
もし今、パターに不満があるなら。もしくは、もっとスコアを安定させたいと考えているなら。L.A.Bパターは、あなたのプレーに新しい自信と安心をもたらしてくれるはずです。