“今日は入る気がしていた”という落とし穴 

試打会で多くのゴルファーが語ったのは、「今日は調子が良かった気がする」「ストロークは悪くなかったのに入らなかった」という感覚的なコメントです。L.A.Bパターは軌道を整える設計のため、ストロークが安定するほど“打った気になる”という側面があります。しかしこの「感触」は、時に結果とは直結しない。自信のある一打がカップを外れる──そんなギャップが意外と多いのです。 

 

 

自己評価はどこから来るのか 

「今のは芯に当たった」「いい転がりをした」など、自己評価の多くは感覚に基づいています。しかし実際のライン取りや距離感、芝目の影響などを踏まえると、完璧なストロークでも外れることはあります。逆に、「うまく打てなかった」と感じた球が意外と入るケースもあります。このズレに気づくことが、スコアアップへの第一歩かもしれません。 

 

 

感覚を信じるべきか、結果を信じるべきか 

試打者の中には「L.A.Bパターは結果が出るけど、感触が信じきれない」という人もいました。これは打感の独特さだけでなく、“視覚”と“感触”が一致しないことへの違和感とも言えます。結果を重視すればスコアは伸びるが、感覚を無視すると不安になる──このバランスに悩むゴルファーも多いようです。 

 

 

「自分の感覚」がズレていたときの対処法

 

こうしたズレに直面したとき、どうするか？L.A.Bパターの特徴として「安定した構造」によってブレのないストロークが生まれやすいという点があります。つまり、感覚に頼りすぎず“仕組み”を信じるという考え方が必要になるのです。「今日は感触が悪い」より「構造的にズレがないなら結果が出るはず」と信じる。この割り切りができるかどうかが、スコアの安定に影響してくるかもしれません。 

 

 

感覚と向き合うという課題 

感覚は否定すべきものではありません。しかし、それが必ずしも正しいとは限らないことも知っておくべきです。特にパターは「調子の良し悪し」が結果に直結しにくいクラブだからこそ、客観的な視点を持つことが求められます。L.A.Bパターのような構造的に優れたクラブを使うことで、感覚に振り回されないプレーが可能になる。自分の“感覚”を補助線として使う意識が重要なのです。 

 

 

“ズレ”はミスではなく、発見 

最後にひとつ伝えたいのは、「ズレていた」ことは必ずしも悪いことではないということ。自分の感じていることと結果の違いに気づけたとき、人は学びます。L.A.Bパターは、その“学び”のきっかけをくれるクラブかもしれません。「ズレに気づいた」ときこそ、次のレベルへの扉が開いているのです。 

 

 

「なんとなく合っている」の正体を探る 

試打者の中には「このパター、なんか合っている気がする」と語る人もいました。ところが、実際の転がりや結果を確認してみると、意外とラインがずれていたり、距離感が甘かったりすることもあります。これは「ストロークがしやすい」ことと、「狙い通りに打てている」ことが、必ずしも一致しないことを示しています。 

 

 

L.A.Bパターが見せる“錯覚”の仕組み

 

L.A.Bパターは、構えたときの安心感やストロークの自然さによって、「正しく打てている気にさせる」クラブでもあります。そのため、実際にはズレていても「良かったはず」と自己評価してしまう場面があるのです。この“錯覚”に気づけるかどうかが、次の成長につながるかもしれません。 

 

 

パターこそ「感覚」より「観察」 

感覚が頼りになる場面もありますが、それがすべてではありません。特にパッティングは再現性が重要な領域です。L.A.Bパターのように設計に基づいてストロークを支援してくれる道具を活用することで、「なんとなく良い気がする」から「ちゃんと良かった」へとプレーを変えていくことができるのです。