L.A.Bパターで打音が変わる?“静かな音”が与える意外な安心感とは
L.A.Bパターの“静かな打音”が与える安心感
「インパクトの音、なんか静かじゃない?」
L.A.Bパターを初めて試打した人がよく感じる第一印象です。とくに、金属的で“カチッ”とした音に慣れている方ほど、その違いに驚かれることが多いようです。「これが本当に当たってるの?」と疑いたくなるほど、L.A.Bパターの打音は控えめで、どこか穏やかな印象を与えます。
音が静か=気持ちが静かになる?
パターの打音は、ゴルファーにとって視覚・触覚と並ぶ重要な“感覚情報”のひとつです。L.A.Bパターは、他の多くのパターに比べてインパクト音が抑えられており、「気づいたら静かに転がっていた」と表現されることもあります。この音の特徴は、使用している素材に起因しています。L.A.Bパターの多くは、アルミニウムをヘッド素材に採用しており、この構造が「ボールがフェースにのっている時間が長く感じるような、柔らかな打感」につながっています。
打った瞬間の“バチン”という強い音がしないことで、聞こえるのはむしろ自分の呼吸や周囲の空気感。気づけば、音が静かになったことで気持ちまでも落ち着いてくる——そんなフィードバックを得る方も多いのです。
「芯に当たった」という感覚が音でもわかる
面白いのは、この静かな打音が「芯に当たった」という実感を後押しするケースがあることです。L.A.Bパターでは、フェース全体の剛性が高く、打点が安定しやすいため、余計な振動やばらつきが少なく、芯で打ったときの音が“変に響かない”という特徴があります。この「静か=ズレていないのかも」という感覚は、プレーヤーに安心感を与え、結果的に次のストロークにも良い影響を与えるのです。
比較して気づく“静かさの存在感”
試打会などで、普段使っているパターとL.A.Bパターを打ち比べてみると、その打音の違いはより顕著になります。従来のパターでは、ミスヒットしたときに「キンッ」「ビーン」といった反響音が生じることがありますが、L.A.Bパターではそうした余分な音が抑えられており、結果として「音がしない」と錯覚するほど静かに感じられます。もちろん、完全な無音ではありませんが、「少し柔らかく静かな打感」という表現がふさわしいでしょう。
“違和感”が“落ち着き”に変わるまで
最初は「音が物足りない」「感触が薄い」と感じる方もいらっしゃいます。特に、音で距離感や打点を把握している方にとっては、この静けさに戸惑いを覚えることも。しかし、何球か打ち続けるうちに、「この静けさがちょうどいい」「これくらいで十分だったんだ」と感じるようになる方が多いのです。静かな音によって無駄な情報が減り、感覚が研ぎ澄まされていく——そんな変化も、L.A.Bパターの魅力のひとつです。
ユーザーの声:「静かさが、自分の基準になった」
実際にL.A.Bパターを使い続けているユーザーからは、「最初は違和感があったけれど、今ではこの静かな打音じゃないと落ち着かない」「この音がすると、“ちゃんと打ててる”って思える」といった声が届いています。音が変わったことで自分の感覚が変わり、それが結果にもつながったという実感。こうしたフィードバックは、数値や理論では説明できない“感覚の変化”として、多くの人の記憶に残っているようです。
耳でわかるパッティングの質
パッティングは、力加減やストロークの再現性が問われる繊細な技術です。その中で、打音は重要な“確認作業”のひとつでもあります。L.A.Bパターの静かな打音は、不要な情報を削ぎ落とし、必要な感覚だけを手元に残すような存在です。試打の際には、ぜひ“耳”にも意識を向けてみてください。音の違いが、あなたの集中力や安心感を変えるきっかけになるかもしれません。