スタッフのリアルな試打レビュー!L.A.Bパター、その実力とは?
構えた瞬間の違和感、それでも自然と戻ってくるヘッド
最初に構えた時の印象は「見た目が独特」「グリップの角度が不思議」など、これまで使ってきたパターとは明らかに違うものでした。
とくに“0トルク”という概念は、理屈では理解できても、実際の感覚ではどうなのか――。
最初の1球、構えた位置から引いてインパクトに戻すまでの“戻りやすさ”が印象的でした。ストロークに余計な力をかけなくても、パターが自然とスクエアに戻ってくれる感覚があるのです。
ミスヒットに強い、安心の打感と安定した初速
フェースのどこに当たっても球の速度のばらつきが少なく、いわゆる“芯を外した時”でも大きなミスになりにくい印象もありました。
これは、打点のズレに寛容な設計と、軽量アルミヘッドとウェイト配分によるものと思われます。
各モデルに共通する「真っすぐ転がる」感覚
使用したモデルはDF3、MEZZ.1、LINK.1、OZ.1の4種類。
大きくヘッド形状が異なるものの、どのモデルにも共通して“真っすぐ転がる”という感覚がありました。
とくにDF3は見た目のインパクトが大きいものの、実際には安定感とやさしさが際立ちました。
試打会でよく聞かれるリアクションと迷い
お客様からの試打時のリアクションでは、「打った瞬間、曲がらない感じがすごい」「ミスしてないのに入らなかった理由がわかったかも」といった感想が多く、L.A.Bパターの“許容力の広さ”に驚かれることが多い印象です。
もちろん試打後に即決されない方もいらっしゃいますが、その理由としては「価格」「見た目」「他モデルとの比較に時間がかかる」などが挙げられます。
しかし、そのいずれも「選ぶ価値があるからこそ悩む」というポジティブな迷いであることがほとんどです。
スタッフが実感した“ストレスの少なさ”
試打を通して明確に感じたのは、L.A.Bパターがもたらす“ストレスの少なさ”です。
従来のパターでは、ほんの少し手元の角度がズレただけでフェースが開いたり閉じたりしてしまい、結果としてラインを外すということがよくありました。
しかしL.A.Bパターでは、ストロークの途中でヘッドが勝手に動こうとする力が働かず、自分の意図通りにフェース面を保ちやすくなっています。
アマチュアこそ体感すべき“再現性”の高さ
これは、パッティングという“再現性が命”の局面において大きなアドバンテージとなります。
たとえば、普段からフェースの開閉が気になるという方、引っかけミスや押し出しミスが多いという方にとって、L.A.Bパターの設計思想は非常に理にかなっているといえるでしょう。
また、長く愛用する中で実感したのは、練習量が少なくても再現性が落ちにくいという点です。
つまり、パターに多くの時間を割けないアマチュアゴルファーにこそ、この“0トルク”のありがたみが伝わるのではないかと感じています。
“選ばれる理由”を体験してほしい
「自分のストロークが原因でミスをしていたのではなかった」「実はクラブの構造が合っていなかっただけだった」と気づかれるお客様も多く、試打会の現場では驚きと発見が絶えません。
試打後に商品を検討する段階では、モデルの見た目や打感の好みによって分かれることもありますが、共通しているのは“打ちやすさの違いをはっきり感じられる”ということ。
この実感こそが、L.A.Bパターの最大の武器であり、選ばれる理由なのだとスタッフ自身も確信しています。