XXIO

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【歴史】なぜゼクシオは20年以上選ばれ続けるのか?歴代モデルと進化の軌跡

なぜゼクシオは20年以上も「王者」でいられるのか?

 

ゴルファーなら、誰もが一度は「ゼクシオ(XXIO)」という名前を耳にしたことがあるはずです。実際、店頭に立っていても「やっぱりゼクシオは良いよね」というお声を、本当に多くのお客様からいただきます。

2000年に初代モデルが登場してから、20年以上。 これだけ多くのゴルファーに選ばれ、愛され続けているのは、一体なぜなのでしょうか。

デザインが良いから? 有名プロが使っているから? もちろんそれもありますが、私たちが考える最大の理由は、その「進化の哲学」が極めて合理的で、一切ブレていないからに他なりません。

今回は、ゼクシオが歩んできた「進化の軌跡」を、その合理的な哲学とともにご紹介します。

 

 

すべては2000年から。変わらない「3つの哲学」

 

ゼクシオ(XXIO)という名前の由来が、「21世紀(XXI)の王者(O)たれ」という願いから来ているのは、有名な話ですよね。

その名の通り、2000年に登場した初代モデルは、当時としては画期的な「飛び、打ちやすさ、爽快な打球音」という3つのコンセプトを掲げていました。

今でこそ当たり前かもしれませんが、当時はまだアスリート向けのハードなクラブか、非力なシニア向けの極端にやさしいクラブかが主流でした。 その中でゼクシオは、「アベレージゴルファーが、最も気持ちよく飛ばせるクラブ」という、まさにど真ん中のポジションを確立したんです。

この「3つの哲学」こそが、20年以上経った今も続くゼクシオの「幹」となっています。

 

 

進化の軌跡①:「やさしさ」の物理的な追求(初代~4代目)

 

とはいえ、哲学だけではクラブは進化しません。 ゼクシオが合理的だったのは、その哲学を「テクノロジー」で実現し続けた点にあります。

まず着手したのは「やさしさ」の物理的な追求。 歴代モデルを振り返ると、初代(2000年)のヘッド体積は305cc。今見ると、かなり小ぶりに感じます。

それが2代目(2002年)で350cc、3代目(2004年)で400ccオーバーと大型化を進め、ついに4代目(2006年)で、高反発クラブではあるが現在の主流である460ccに到達します。

これは単に大きくしたわけではありません。 「ヘッドが大きい=芯が広い=ミスに強い」という物理的なメリットを、当時の最新技術で追求した、極めて合理的な進化でした。 この時点で、現代に続く「やさしさ」の土台が完成したと言えます。

 

 

進化の軌跡②:「クラブ」から「スイング」への着目(7代目~11代目)

 

460ccという上限に達した後、ゼクシオの進化は新しい次元に入ります。 それは、「クラブ単体」の性能から、「ゴルファーのスイング」そのものに着目する、という視点の変化です。

この流れを決定づけたのが、7代目(2012年)の「Dual Speed Technology」でしょう。 ヘッドを重く、シャフトの重心を手元に寄せることで、ヘッドスピードとボールスピードの両方を上げるという、まさにコロンブスの卵的な発想でした。

さらに11代目(2020年)では「Weight Plus」を搭載。 グリップエンドに重量を配分することで、テイクバック時のヘッド軌道を安定させ、理想的なトップ(パワーポジション)に導くという、科学的なアプローチです。

「道具でスイングを良くする」 この合理的な発想が、ゼクシオを他ブランドと一線を画す存在に押し上げたのです。

 

 

進化の軌跡③:「空力」と「反発」の科学(12代目~現在)

 

そして現代。ゼクシオの進化は「科学」の領域に踏み込みます。 記憶に新しい12代目(2022年)の「ActivWing(アクティブウイング)」。ダウンスイング前半の空力をコントロールし、ヘッドのブレを抑えて打点を安定させるという、まさにF1マシンのような技術です。

さらに現行の13代目(2023年)では、フェースの反発エリアを極限まで広げる「BiFLEX FACE」を搭載。 要は、「どこに当たっても飛ぶ」確率を、科学の力で最大化しようという試みです。

これらも全て、「ミスヒットを減らし、気持ちよく飛ばす」という初代からの哲学を、現代の技術で合理的に突き詰めた結果に他なりません。

 

 

歴史が示す、「次」への期待

 

こうして歴史を振り返ると、ゼクシオの進化には一つの「法則」があるのが見えてきませんか?

そうです。その歴史を見ても明らかな通り、ゼクシオは「ほぼ2年に1回、フルモデルチェンジ」を行ってきました。 そして、常にアベレージゴルファーの期待を超える「合理的な答え」を提示し続けています。

…お気づきでしょうか。 現行の13代目が登場したのが、2023年末。

ということは、ゴルフ界が次にどこへ向かうのか、その答えが見えてくる日も、そう遠くないのかもしれませんね。

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